天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

ASUS ZenPad 3 8.0 Z581KL-BK32S4 の素直な感想 (レビュー)

ASUS ZenPad 3 8.0 Z581KL-BK32S4 SIMフリーを購入しました。決め手はNexus7を愛用したことによって確立しているASUSUというブランドへの信頼感です。さらに現在タブレット市場でぶっちぎりのベストセラーになっていて、ずっと品薄状態が続いている点から、多くの人が入荷待ちをしているぐらいだから、ハズレではないという確信ゆえです。

不満な点が今のところ一つもないです。

Huaweiの作りの粗さにウンザリしていたので、これといって気になる点が皆無なZ581には満点をあげたくなります。Web上の評判をみても、「もう一押し処理速度が速ければ」「側面のボタンの位置が気になる」ぐらいしか、ネガティブな情報は見つけられません。

特に液晶が綺麗

とてもナチュラルな発色です。目に突き刺さるような鮮やかさを追求しがちな新興ブランドと比較して、利用者のことを考えた液晶の優しさにとても好感が持てます。解像度も323dpiとRetinaと同レベルの高精細です。

Nexus7の後継機にピッタリです。

愛用したNexus7と同じメーカーで内容もその正統進化です。一インチ大きくなっている点も満足度を高めています。Nexus7の後継機を探している人には自信を持ってお薦めできます。

プアマンズiPad miniとして

simフリーで3万6千円程度で買えます。同じ7.9インチ。だいたいiPad miniの半額です。しかも容量を増設できるというiPadにはない利点もあります。iPad mini2からの買い換えを検討していて、次はAndroidでもいいかなという人にはピッタリでしょう。

注意

ASUSの8インチというスペックだけで店頭に行って、低解像度で2万円を割っている別の機種を間違って買ってしまう人が多発しているそうです。購入の際には型番をしっかりメモしておきましょう。*1

*1:オレのことなんですが(^_^;

残念な習慣 ネットザッピング

習慣というのは本来ストレスを減らしてくれる。おきまりの行動というのは考える必要がないからだ。

しかし、判で押したような生活を7年以上続けていると習慣が苦痛になったりする。さらに習慣こそが自分をダメにしているのではないかと懐疑的になる。

なら習慣を変えてみたらいい。貴方はそういうだろう。しかし、容易に行動を変えられないからが故に習慣なのである。止めたくても止められない、喫煙みたいなものだ。

一番止めたい習慣 「空き時間にダラダラとネットを見る」

はてなブックマークのホットエントリ、RSSリーダー、Twitter、2ch、これらにどれだけ時間を浪費してきたのか。計算するのが怖くなるぐらいなのは間違いない。そしてザッピングした情報に刺激されて関連情報を検索したり、衝動的にAmazonでポチッたり、そんなことがエンドレスで続いている。

なぜよくないと今さら思うのかといえば、これらの積み重ねが何らポジティブな影響を人生に及ぼしていないからだ。ひたすら空虚な時間を埋めるだけ。以前なら興味が生じたトピックに関して深く掘り下げる好奇心があったので、ネット情報を起因に世界の成り立ちの一つを知るというアウトプットが生じることもあった。しかし、この2,3年ほど思い出しても、そういった成果すら見あたらない。関連情報を漁っても知識が増えた感じがなく、視野も広がるどころがかえって狭窄になっている感じさえある。

止めて何をしたいのか

なにをしたいんでしょうね。「何をいっているのだ」といわないで欲しい。これに関しては挫折の山を築き上げまくった帰結として、自分に何かを期待するのが本当に辛くなったのだ。「地力で自社サイトをリニューアルする」「商用レベルのデザインを量産するレベルにまで、Illustrator・Photoshopの実践スキルをアップさせる」「空き時間に英語のヒアリングを鍛える」等々、全部ダメだった。ダメだっただけではなく「本当に必要に迫られない限り、前向きな努力をやる資質が絶望的にない」という諦念が固定化してしまった。

せめて

「ネットザッピングの時間を3割減らして、少しは内容のある書き殴りではないブログエントリを増やす」これならできるかな・・・

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

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spotify 感想

https://www.spotify.com

定額聞き放題の最大手がやっと日本上陸した。さっそく試用している。一番の特徴はスマホだけではなく、Windows・Macでも専用アプリを起ちあげて使うことだ。iTunesをプラットフォームとして使うApple Musicと感覚的には近い。しかし違う用途で設計されたiTunesに付け足した感じのAppleよりも、そのためにアプリが設計されているので使いやすさは圧倒的だ。

曲数

個人的に邦楽はほとんど聞かないのでApple Amazon Googleと比較して違いがわかるほどではない。私が検索する範囲ではGoogleと同様ぐらいの感じだ。Appleと比較すると、アーティスト名で検索したときに表示されるアルバムに若干歯抜けが多い気がする。

プレイリスト

spotifyの凄さはプレイリストの豊富さだろう。この点ではAppleもよいリストには定評があるが、spotifyにはプレイリスト作成者をフォローできる仕組みがあるので、人気のある作成者が作るプレイリストは例外なく素晴らしい。

UI

これはspotifyの圧勝。専用アプリだけあってiTunesにある隔靴掻痒なところがない。検索力もGoogleと比較しても悪くはない。ただカタカナ検索ではかなりGoogleより見劣る。検索機能でそれが専門のGoogleに劣っていてもそれはしかたがない。しかしAppleと比較するとずっとよい。

音質

公称は320kbpsのMP3で使用状況によって可変するようだ。ビットレート最高値で使えるのはお金を払った場合だけらしい。音質は他社のサービスと同様ぐらいの感覚。この手のサービスを多用するようになって、耳が衰えたのかあまり差異が気にならない。(あえて言えばAmazonとGoogleは僅かに劣る気がする、エンコードが雑なのかもしれない)

どれを選ぶか

コストパフォーマンス重視ならAmazon一択、既に手持ちの音源ファイルをたくさん持っているのであれば、Google Photo同様にすべてのファイルをクラウドに無料でアップロードできるGoogle Play Music、iPhone利用者ならApple Music、そしてサービス平均値の高さで選びたいのであればspotifyでいいだろう。(spotifyは無料版もあるのが特徴だが、今回それに関しては無視した)

ブログ的雑文

パソコン通信の時代からネットに文章を書くことが好きだった。別によい文章を書きたいという志もなく、ただ単に書きたかった。その得体の知れない意欲が去年ぐらいまでは持続的にあった。それが急に萎えた。20年続いた意欲がなぜ急に萎えたのか、いろいろ考えてみた。

20年のうち後半の10年は愚痴の吐き出し先だった。「さるさる日記時代」(懐かしい)「mixi日記時代」は愚痴と抑うつのどろどろした穢れを吐き出していただけ。確実に読んでくれる個人が数名いたことが、執筆のモチベーションに繋がっていた。ネガティブな中にも前向きな言葉も埋まっていたし、正直に心情を吐露することで少ない友人との絆を感じることが出来た。

現状について、結論を書いてしまうと、「確実に読んでくれると思う人の顔が一つも脳裏に浮かばなくなった」点に尽きる。誰に向けて書いている文章か焦点が定まらないと、文章というのは綴れないのだ。すくなくとも私はそうだ。虚空に向かってとりとめのないテキストを放っても虚しいだけ、そんな感覚。

世にはお金のためにブログを書く人もいるそうだ。このブログにはそういったアフィリエイトの仕組みは施していない。Amazonだけは処理をしたつもりだったが、大昔に作った他のブログでは定期的に届く報告メールが来ないので、何かを間違えているのだろう。だけどそれを修正しようとさえ思わない。それどころか、はてなブログproコースの利用料で赤字だったりする。

そういえば一つ前のエントリで初めてブックマークが複数ついた。はてなダイアリー時代は年に一回ぐらいはホットエントリーに入ったものだが、こちらでついたのは素朴に嬉しかった。承認欲求がちゃんと自分にも残っていたのかとホッとする。ブログ黎明期にサラブレッドの血統に関するブログをやっていた頃が一番アクセスが多かった。あの時にアフィリエイトを施していたら、小遣い程度にはなったろうが、当時はそんな発想さえなかった。あ、気を抜くと昔話をしてしまう。

RSSリーダーにたくさんの好きなブログを登録してある。好きといっても二種類あって、一つ目はその人の見識に感心させられることが多いので視野を広げるため。もう一つはいわゆる「痛い人系」だ。自己に執着して滑稽な人たちを上から目線で眺めるという悪趣味。とはいえ侮蔑していた人たちのなかに自分が投影されたようなテキストを見つけることも多く、最近は目的が共感にシフトしてきた。それだけ現状の自分に自信がないのだ。

悪寒がする。葛根湯をのんで今日は早く寝よう。